株は簡単に儲けれるものではない

株は安くで買って高くで売ることができれば儲けが出ます。シンプルなルールですが、儲けを出すまでに難しいと感じることが多いです。例えば情報を集めることです。株価は常に変わっているので、本で勉強しても最新の情報ではありません。
インターネットは逐一情報が入りますが、信用できるかどうかは自分で判断しなければなりません。株取引を行うためには口座が必要ですが、証券会社を選ぶことも簡単ではありません。
人気のランキングはいくつか発表されていますが、実際に試してみないと不便な点が分からないことも多いです。銘柄は、初心者向けと上級者向けがあります。初心者が上級者向けの銘柄を購入すると、儲けを確実に出すことはほとんど不可能です。
分野だけでも食品系やIT系、建築系など職業の数だけ銘柄は存在するので、一つの分野に絞ることさえ難しいです。
株価は世の中の動きに合わせて変動するため、馴染みのない分野の銘柄を購入すると、ただ保有しているだけで運用できないことがあります。銘柄は初心者であれば自分が就業している分野が適しています。
働きながら情報を集めることができ、ある程度その分野に知識があるため市場の動きを予測しやすくなります。そして株を最も困難にさせているのが、売買のタイミングです。
投資の上級者でも売買をすぐに決断することができません。保有している銘柄が急激に下落すれば、諦めが付きます。しかし少しずつ下落している場合は、もう少し待てば回復する可能性があると売却を先延ばしにしてしまいます。損切りラインを下回ったら売るのが一番ですが、損失を出したくないと考えるのが普通なので、なかなか踏み込めずに大損するケースが多いです。

株の買い方・売り方について

株の買い方・売り方というのは非常に簡単なものであり、基本となるのが欲しいと思う値段で注文をして売りたいと思う値段で注文をするというものです。
これは指値とよばれる方法であり、欲しいと思った値段以上で買わされてしまうことや売りたいと思った値段以下で売らされることはありません。
注意が必要なのは指値注文というのはその値段で売ってくれる人、あるいは買ってくれる人がいなければ成立をしないので必ず買うことができるとも売ることができるとも限りません。
次に値段はいくらでもいいので、その時に成立する価格で買いたいあるいは売りたいという時には成行とよばれる方法で注文を出すことができます。
この注文方法を利用するとほぼ確実に株を購入することができますが、問題はいくらで購入をすることになるのかわからないということです。
東証一部の超大型株で2円も3円も簡単に動かないようなものであれば、何円も高い値段であるいは安い値段で買わされてしまう売らされてしまうということはありませんが、売買している人が少ない銘柄で成行注文を出すと現在の値段から何十円も高い位置や安い位置で売買が成立してしまう恐れがあるので注意が必要です。
成行注文というのは使い所は難しいものですが、一刻の猶予も許さない時などには指値ではなく成行を選ぶのが良いでしょう。
例えば買いのポジションを持っている時ではなにか大きな悪材料が出たとして、早めに売っておかないとどれだけ値が下がるかわからないといった場合、いくらでもいいので早めに売ってしまったほうが良いという状況もあるので、そのような時にはとにかく売ることだけを最優先においた成行注文がリスク回避に役立ちます。

株を売る時のタイミング

株で最も難しいのは、保有している銘柄を売るときのタイミングです。なぜなら、売るタイミングには複数の選択肢があるからです。現在利益が出ていればその時点での利益で満足するかさらなる利益を目指すかという選択をしなければならず、現在損失が出ているのであればその時点で損失を確定させるべきか株価が回復するのを待つべきか選ばなければなりません。また、この場合は株価が回復するのを待ったつもりでもさらに逆方向に動き、損失が増える可能性もあるのです。株を売るタイミングをマスターすることが株取引の必須事項だと言えます。
最も簡単なのは、株を買った時点で売るタイミングを決めてしまうことです。つまり、買い注文を入れると同時に売り注文も出してしまうのです。売り注文は目標利益額と許容できる損失額の両方に入れておくことで、株を買った時点で利益か損失のどちらかで決まった額になるので、迷うことはありません。この注文方法は多くの証券会社で利用可能です。
デイトレードをしているのであれば、市場が閉まる時刻を売るタイミングとすることも出来ます。デイトレードは保有している銘柄を翌日に持ち越さないことが鉄則なので、市場が閉まるときに売ってしまうのです。しかし、このタイミングでは利益や損失の額が不安定になるというデメリットがあります。
売るタイミングとして多くの人が利用しているのは、利用しているテクニカル指標からシグナルが発せられたときです。テクニカル指標は相場の動きを分析するもので、これからどのように値が動くのかを予測することにも使えます。テクニカル指標から値が下がるというシグナルが出たタイミングで売ることが出来れば、損失を増やさずに済むことが多いのです。